2007年2月25日日曜日

都会の小学校が足りない?

「都心部で小学校が足りない」という新聞記事を目にし、少子高齢化で小学校は余るのでは?と思っていたので不思議に思い記事を読んでみました。



よくよく読んでみたら納得。



最近の都心部では豊洲を始め大型分譲マンションの建設ラッシュです。
有名タレントや映画俳優を使った大がかりな宣伝活動で大規模開発に人を集めています。



都心部では年々人が減り、小学校が淘汰されて廃校が進んだ訳ですが、不況と低金利・不動産価格の永年の下落で都心部での分譲戸数が増えた結果の現象です。



この結果を喜ぶべきか?悲しむべきか?



人口は確実に減っているのに都心部で小学校が足りない!ということはその周辺で急激な人口減少が進むということです。



ますます都心部一極集中が進行するのはあまり好ましいことでは無いような気がしますが如何でしょうか?



2007年2月24日土曜日

田無の網元

Hi380010_1 夕方6時から、宅建練馬区支部の上関地区(上石神井・武蔵関エリア)新年会が開催され、私もお招きいただいたので参加させていただきました。



今日の参加者総数は65名と、練馬区支部にある7地区の内でこの上関地区が一番参加者の多い親睦会(忘年会・新年会)です。
各地区共に年々参加者数が減り、私が所属する中富士地区(中村橋・富士見台エリア)でも30数名を集めるのがやっとの状態となっています。



上関地区は今まで上井草にある丸嶋という大きなお蕎麦屋さんで会を催していたのですが、丸嶋がビル建設中で開催できず、田無の網元で行うことになったようです。



私も10数年ほど前に網元に行った記憶があり、その時は店が1階にあり小振りな漁船が店内に置いてあったような記憶があります。
もっと昔はテレビCMまで流していた時期もありました。



今回の会場はホテルの8階にある網元です。
おそらく旧店舗がホテルとなり、1階からこちらに引っ越して来たのだと思いますが、古い感じのお店から近代的な感じのレストランへと変貌していました。
これも時代の変化でしょうか?



8階という事もあり、開始時間(夕方6時)には目の前に雨上がりの夕焼けが広がり、伝統の味だけではなく景色も楽しませていただきました。



Hi380012_2 また招待されて演奏に来てくれた東上線地区の押田理事の琵琶の演奏は何度聞いても心に響くものがあります。
今日の演目は平家物語より「那須与一」でした。
出来れば宴会などのざわついた場所ではなく、じっくりと聞きたいものです。



2007年2月23日金曜日

宅建練馬区支部IT戦略セミナー

Hi380002_3 2月22日(木)17:00から宅建練馬区支部の会議室においてIT戦略セミナーが開催されました。



今日の講師は豪華版で3名。
練馬区支部では既におなじみとなった不動産データ&ジャーナル社の浅見編集長・ウェブコンサルタント会社アイティーレックスの鳥海社長・インターネットコラボレーションライター村上yukiさんの面々です。



浅見編集長からはウェブの進化と今後の対応など総論が熱く語られ、スタッフ一同時間オーバーが心配ではらはらどきどきするほどでした。
結局主催者の情報流通委員会池永委員長からタームオーバーのサインが出て浅見編集長の話が終了。



Hi380005_4 二番手はライターの村上さんが自信の不動産探しの時の体験談を交えてユーザー心理のお話しをしてくれました。
これまた詳しく丁寧にしかも熱心にお話しいただいたので時間がオーバー。
今度は浅見編集長がタイムオーバーのサインを出しました。






















Hi380006_5 最後は鳥海社長からブログを活用した技術的な話しをしていただき、熱い熱いそして非常に重要なヒントを含んだセミナーとなりました。



この1年ぐらいは「アクセス数は増えているのに成約に繋がらない」といった現象が当社でも発生しており、これからのウェブ戦略は益々複雑で多様化してきそうです。





2007年2月22日木曜日

賃貸愛ス「借リガリ君」Part-2

2月14日に見つけた新聞コラム『賃貸愛ス「借リガリ君」』第一回目が①となっていたので続編があるだろうと思っていたら、②が今日の朝刊に掲載されていました。
サブタイトル「不動産店 選んで生かせ」



今回は物件選び・不動産会社選び実践編です。



これは不動産業界に席を置く者としては「しっかりチェックしておく必要有り」ということで読ませていただきました。



結局判ったことは顧客の理想とサービスを提供する不動産会社側とのギャップでした。
繁忙期の今頃は不動産会社側も忙しすぎることから仕事が荒っぽくなり、右も左も判らないパートが案内に行ったり、ノルマのために顧客にとって良い物件ではなく、自分にとって利益の大きな物件を紹介する。



今日のコラムでは、そんな雰囲気が見えた不動産会社は避けた方がよいという内容でした。



じゃあどんな会社が良いの?



社員の身だしなみがきちんとし、顧客の要望をしっかり聞く耳を持ち、顧客の立場に立って親身になってくれる会社。
これが不動産会社選びのポイントだと締めくくっています。



また土日の案内に向けて物件情報を整理した情報が一番新鮮な時として、「店に入るタイミングは金曜日の午後が一番」とも記載されています。



また流通物件と自社物件についても触れており、流通物件は他社が扱っている物件なので部屋の中の事や環境などを聞かれても答えられないことから、インターネットで物件を探す際は、「貸し主」・「代理」・「専任」などと媒介形式が記載されている物件(直接大家さんから頼まれている会社)を探すのが自分の理想的住まいを探すための条件とも記載されています。



昔は調べられなかった事がインターネットのお陰で何でも判るようになっています。
やはり自分のことは自分でしっかり調べて納得のいく会社を探すのもユーザー側の自己責任だということなのでしょう!



FDJ社/2007年春の不動産業戦略セミナー

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3月9日(金)午後に不動産データ&ジャーナル社の不動産業戦略セミナーが竹橋の日本教育会館で開催されます。



私も過去何度か参加させていただき、仕事上のヒントを得てきたセミナーですが、残念ながら今回は宅建協会の会合とスケジュールがバッティングしてしまい参加できません。



今回は全国250万棟をデータ化した不動産の口コミサイト「ユナイテッドルームズサーチ」の29歳の若武者「伊藤俊平氏」や、ログ解析のスペシャリスト「株式会社環」の「江尻俊章氏」が講演するというのでなんとしても参加したかったのですが実に残念です。



かなり参考になる話が聞けると思うので、時間の取れる方は是非参加してみてください。
現代の需要に合った仕事のやり方、方向性がかなり変わるかも知れませんよ。



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2007年2月20日火曜日

改正医療法4月施行

この4月から病院選びがネットで出来るようになります。



改正医療法がこの4月から施行され、医療情報などを公開することが義務づけられるようになるからです。



よっぽどのコネが無い限り病院の実態を知り得なかった現実から一歩前進。



つい先日義父が緊急入院し、たまたまラッキーで専門医がいる病院に巡り会ったのですが、事前に情報を得られればより良い医療が受けられるようになりそうです。



これは期待できるかもしれません。



Web進化のお陰です。



2007年2月18日日曜日

春の練馬区長選に向けて

Hi380012 4年任期の練馬区長、今期いっぱいで任期が満了するため、4月には区長選が行われます。



選挙に向けて現職の志村としろう区長も後援会(ほうし会)の力を借りて積極的に動き出しました。



そんな中、今日は午後2時から練馬文化センター大ホールにて「志村としろうを支援する区民決起大会」が開催されました。
定員1486名収容のホールが満席に近かったのでかなりの区民が集結したようです。



対抗馬は民主党の鮫島宗明氏。
自民党も総力を挙げて志村区長再選に力を入れています。



つい先日、内閣総理大臣補佐官 衆議院議員 小池百合子氏が我々業界団体の会合でこんな話しをしていました。



外からやってきて餌を食い散らかす「サメ」(鮫島氏)よりも、を持ってを守る(志村に捩って)人の方が良いに決まっているでしょう!



やはり政治家さんはしゃべりが上手い!
もっとも政治家の前は喋るのが専門のキャスターだっただけにプロの喋りはたいした物です。



今日の決起大会では練馬選出の衆議院議員 菅原一秀氏も同じくサメに例えて「餌場を食い散らかすよそ者」といった表現を使い、民主と自民の戦いも熱くなりそうです。



2007年2月17日土曜日

確定申告スタート

Etax2007



今日から全国524の税務署や特設会場で確定申告の受付がスタートしました。



一部の税務署では2月18日と25日の日曜日も開庁されるようですし、電子申告「e-Tax」も2月23日までに開始届を済ませれば利用が可能です。



これから暫く税務署は混み合いますのでなるべく早めに申告を済ませましょう。



2007年2月16日金曜日

ゲートキーパー法案

日常の商行為の過程で犯罪による収益の疑いがある場合、事業者側に報告義務を課す法案なのです。



今までは組織犯罪処罰法に基づいて届出義務があったのは金融機関のみ。
しかしついに不動産業界にもゲートキーパー法案が摘要されそうです。



はっきり言って密告制度、密告を強制する法案なのでいろいろと問題はありそうです。
弁護士や税理士・司法書士など5士業は大反対の末に対象から外されるらしいのですが、我々不動産業界には宅建業法という法律があり、「業務上知りえた秘密を他に漏らしてはならない」と規定されています。



どっちを守るべきか?



犯罪と解っていて見て見ぬ振りは国民の1人としてするつもりは無いですが、こういった法律の解釈を誤ると個人情報保護法など何のためにあるのか解らなくなります。



この法案は慎重に審議して欲しいものです。



2007年2月15日木曜日

賃貸愛ス「借リガリ君」

今朝の朝日新聞に面白い記事を見つけました。



賃貸愛ス「借リガリ君」①



住宅は買うが得か?借りるが得か?の話しなのです。
格安新築分譲マンションが大量供給され、統計によると700万戸もの家が余ってしかも人口減少。



一部ではバブル再燃のような地価上昇が起こっている最中に購入熱がクールダウンしているという話しです。



低金利・低価格の内に買わなければ!という心理と買わないで借りていた方が結局は得?



買うか?借りるか?はその時々の経済情勢によって変化するのが常とは言え、どうやら永遠のテーマなのかも知れません。



現時点での判断はどうやら賃貸の方に軍配が上がった感があるのですが、はてさてこの先どうなるでしょう?



2007年2月14日水曜日

平成18年度第2回支部研修会

このところ宅建練馬区支部では次年度の事業計画策定のための予算委員会が連日開催されています。



今日は午前11時から支部運営にとってとても大事な財務委員会が開催されました。
財務委員会自体の事業計画や予算計画は守りの委員会だけに新しいことは何もありませんが、順次開かれている各委員会の事業計画と予算案が出揃ってから財務委員会は忙しくなります。
今日は嵐の前の静けさといった委員会です。



Hi380005_3 その後、午後1時からは平成18年度第2回目の支部研修会が開催されました。
業法で定められている法定研修会は年に4回。
その内各支部主催が年2回で、本部主催が年2回となります。



今日の研修会テーマ1は、昨年1月に私も参加した海外不動産事情視察の2回目が昨年12月に実施されましたのでその報告です。



前回に引き続き2回とも参加された豊島区支部 指導研修委員長 坂下満氏 と、本部事務局から視察に参加した福田明彦氏を招いて行われました。



正直なところ私が参加した第1回目の視察で見てきたことと大きく違った点もいくつかあり、1回だけ行ってこれが正しいと思うと錯覚してしまうような事もあります。



アメリカという国は本音と建て前がはっきりしているだけに、第1回目では建前の部分しか見えなかったのかもしれません。



Photo_38 絶えず戦って、絶えず混乱して、切磋琢磨して成長しているアメリカのパワーは、良し悪ししは別として見習う部分も多々あります。
特にMLS(Multiple Listing Service)の進化には驚かされたのですが、私が視察に行った昨年1月には噂にもなっていなかった携帯電話を使った検索及び登録システムが構築され、オフィスでしかできなかった物件検索が移動中・案内中でも携帯電話出来るようになっていました。
しかも物件データは日本のレインズとは比較にならないほどの情報量があります。



取引事例ひとつを取ってみても、日本のレインズは物件所在地・面積・取引成立の日と価格ぐらいしかデータとして読めないのですが、アメリカのMLSは所在地・面積・価格はもちろん、その物件の履歴(取引年月・購入時利用したローンの額・売却したときの価格etc)戸籍謄本のようにその物件の過去の事例が手に取るように判ります。



アメリカではその様に詳細なデータを入手することが出来るのに何で日本のレインズでは出来ないのか?
個人情報は日本よりもアメリカの方が厳しく管理されているはずなのに何故?



ここにはアメリカと日本の免許制度の違いがあるようです。
日本では不動産会社を営業する場合、5人に1人の取引主任者がいれば不動産会社として営業できます。
経営者に例え資格が無くても、資格の資格のある社員を1人雇えば、5人の会社が出来上がる事になるのですが、アメリカでは経営者を含む全員が有資格者でないと営業できない仕組みになっています。



前述のMLSのデータにアクセスできるのも資格を持った人のみですので、いつ誰がどの情報にアクセスしたかはログによって一目瞭然。
当然のことながら資格がなければ仕事が出来ないのでルール違反を犯すものは極端に少なくなります。
一方の日本では有資格者は5人に1人しか存在せず、8割の人は無資格者。
レインズのデータにも1社にひとつのID・パスワードしか割り振られていないので、誰がどの情報にアクセスしたのか判断が出来ません。
不法に情報を取得しても残念ながら追跡できないのが現在の仕組みです。
驚くことには、1社にひとつのID・パスワードでアクセスし、同時に同じID・パスワードで他人がアクセス可能。
警告も何も無しに繋がってしまうのが現状です。



情報漏洩が心配だからといって情報公開を控えるのではなく、不正取得が出来ないような仕組みをしっかり作って適正に情報を公開することがこれからの業界発展のためにも大事なことのような気がします。



日本の不動産業界もそろそろ大きく方向転換するべき時代が来たとあらためて感じた一日でした。



2007年2月13日火曜日

静かな三連休

大型連休になると普通の土日より、電話の鳴る数やお客様のご案内は少なくなります。
やはり三連休以上になると旅に出たりいろいろと計画があり、家探しは他の日に!ということになるのでしょうか?



私にとっては静かな三連休となったことで溜まった事務処理が一気に片付き有り難かったのですが、会社の営利面を考えると困った現象です。



これが業界全体的な傾向なのか?地域的問題なのか?当社だけの問題なのか?しっかり見極めておかないと・・・



2007年2月12日月曜日

電話が鳴らない

不動産の賃貸業界は昨年からちょっと流れがおかしくなり、今までは例年繁忙期と言われてきたこの時期(2月~4月)が忙しくありません。



駅前のいつも忙しい優良店にも何ヶ所か話しを聞いたのですが、どうやらこの傾向は当社だけではなく全体的な傾向のように見えます。



いろいろな意味で業界全体が変化していく時期なのでしょう。
存続のための生き残りは大手も中小零細も、戦いの規模は違っても意味合いは同じようです。



椅子取りゲームは不動産業界だけではなく、しかも大手でも中小零細でも差別なく進行中????です。





2007年2月11日日曜日

経営者の経営責任

このところ当社の周辺がざわついています。



永年地場密着でやってきた古株の不動産会社の廃業が決まったからなのですが、その話しを知ったアパートオーナーの方々が連日何人も当社にやってきます。



昔ながらのやり方と現代風な当社のやり方にはかなり違いもあり、全ての顧客に対応できる訳ではなく、経営方針をご理解いただけない方々には申し訳ないのですがお互いのためにお断りするしかありません。



廃業が決まった当の不動産会社も(会社といっても個人経営個人免許なので一代限りで引き継ぎは出来ません)事業を引き継ぎたいという人と、このまま廃業すべきとする人との内紛があり、昔からの顧客もどっちの話しを聞いて良いのか悩んでいる様子が判ります。



夕方5時から約2時間、仕事を続けていきたいと考えている人との話し合いをしたのですが、廃業に際し突然のことで自分の身を何処に置いたらよいか判断できずに迷走しているのが見て取れます。



廃業に向けて決意を決めた方は一日も早く顧客に廃業を伝え、混乱の無いようにということで積極的に動き回っています。
この動きが社員二人を敵対関係にしてしまい、女性二人なのですが大奥の様相を呈しています。



開業するときよりも撤退・廃業する時の方が大変だし労力も使います。
外から見ていて思ったことは、会社の経営責任者は社員も含めて周りの人達が混乱しないよう自分がどうするかはっきりと明言する責任があることをあらためて感じています。



今回の問題は経営責任者がはっきりと方向性を示さなかったために、周囲の人達が個人の思惑で動いてしまったが為の混乱でした。



私も病院に出向いて経営者本人と話しをしてきたのですが、高齢でもあり病気の影響もあり本人の考えや方向性が定まっていません。
そんな訳で経営者の身内の方々が廃業を決めたのでした。



宅建協会の中で私が担当していた会員さんだけに知らん振りも出来ず、混乱の渦中に当社も巻き込まれた感があり、しばらくの間いろいろと問題が起きそうです。







2007年2月10日土曜日

各委員会開催と義父二度目の入院

昨日に続き今日も11時から組織委員会開催、昨日同様今年度の事業執行についての精査と次年度の事業計画&予算策定の会議です。



12時からは企画事業委員会と福祉住宅あっせん事業委員会の合同委員会が開催されました。
企画事業委員会が行っている地価調査の作業を例年手伝っている福祉住宅あっせん事業委員会との関連性から合同にて開催されました。
最初に地価図作成のための話し合いがもたれ、その後各委員会ごとに別れて次年度予算の検討に入りました。



ここまでの委員会が終了して事務所に戻ったのが午後の2時。
ここ何日かの間に貯まった事務処理をこなし、夕方6時には日本橋にて物件引き渡し。



戻って午後7時半から同じ宅建練馬区支部の仲間と中村橋にある中村ゴルフにて練習をし、家に戻ってゆっくりビールでも飲もうかと思った矢先に家内の実家から電話で父が体調を崩し救急車を呼んだとの一報。



家に荷物を下ろし、とりあえず家内の実家に駆けつけると救急車の真っ赤な赤色灯が実家の前でくるりくるりと回っており、何とか間に合った。



緊急を要するような状態ではなかったので、救急隊員とどの病院に行くか?の話し合いがあり、いくつか候補に上がった病院はいろいろな問題から拒否。
結局僕が昨年椎間板ヘルニアでお世話になり、つい最近新しい建物に移転した練馬総合病院に向かう事になりました。



新しい病院は建物が新しいだけではなく、検査機器も最新の物が揃っているので検査の正確性とスピードが信じられないほど早く、従来だと夜の夜中に運ばれ、しかも三次救急では無い患者の検査は翌日に回されるのですが、血液検査から尿検査、CTによる患部の映像診断が瞬時に行われ、救命救急で運ばれてから約2時間ほどで体調が悪化した原因が判明しました。



病名は「総胆管結石」&「胆嚢結石」。
そのまま放置すると結石が胆汁の流れを堰き止め、体中が毒素に犯されて死に至る程怖い病気でした。



そのような訳で緊急入院。
週明けから更に詳しい検査が行われ、その後総胆管結石の除去手術が行われ、回復を待って二度目の手術で胆嚢にあるかなりの数の胆石を除去することになりそうです。



しかし、つい先日移転したばかりの新病棟に入り、優秀な医師と最新技術の医療機器に助けられて検査から手術まで受けられるのは幸運と言っても良いかもしれません。



練馬区には少し前、高野台駅前に順天堂大学病院が出来上がり、地域医療に大きく貢献することが期待されたのですが、人気が故に病床に空きが無く、急患でもよっぽどのコネクションと金銭的ゆとりがないと入院出来ないようです。



練馬総合病院は僕自身旧病棟ではあったのですが椎間板ヘルニアでお世話になり、今回は義父がもっともっとお世話になる病院。
地域医療に積極的に取り組み、小さいながらも(小さいとは言っても200床)頑張っている練馬総合病院にエールを送りたいと思います。



2007年2月9日金曜日

年度末に向けて準備開始

この時期になると年度末総会に向けて、事業執行報告と次年度事業計画及び予算策定の会議が始まります。



今日は支部理事会が開催される日なので、この日に会わせて各委員会が予算委員会を開催しました。



朝10時の指導研修委員会から始まり、1時間刻みで11時からは自主規制委員会、昼食後執行部による空いた時間を利用した次年度構想の激論が戦わされ、3時から厚生委員会、3時半から共済会運営委員会、4時から広報委員会と、五つの予算委員会が開催されました。



5時からは理事会に備えた執行部会が催され、午後6時からは場所を練馬区支部会議室から練馬区役所20階の交流会場に移して第11回理事会の開催です。



Photo_37 理事会終了後、7時半から相談委員会も開催されたのですが、この委員会は欠席させていただき、ホテルカデンツァ光が丘で7時から開催されている高橋かずみ都議会議員のパーティーに出席。



開始後約1時間が経過した頃に到着したのでそろそろ乾杯というタイミングでした。
その後当支部の中坂支部長が挨拶をする機会もあり、それが終わってからホテルカデンツァをあとにし、やっと怒濤の一日が終了しました。



残る委員会は明日の企画事業委員会・福祉住宅あっせん事業委員会、週明けの財務委員会、週中の情報流通委員会、週末の総務委員会で全ての予算委員会が終了します。



2007年2月8日木曜日

雪が無い

Photo_35昨晩草津の老舗旅館に宿泊し、顧客向けに努力した接客業を学んだ帰り、軽井沢によって帰ることにしました。



途中は鬼押出し園から浅間山の横を通っていくのですが何か様子が違う。
2月上旬の景色ではなく、4月頃の景色。



残雪はある物の、とにかく雪がない。
草津の天狗山スキー場も降雪機で雪を降らせ営業、軽井沢は例年降雪機だと思うのでそれほど影響は無いかも知れませんが、とにかく雪が無くスキー場は大変な努力をしたことでしょう。



これから毎年暖冬傾向は続くようで、スキー業界も冬の時代?(おかしな表現だなと自分も思うが)冬にしかできないスキーが冬に出来ない時代?



千葉県に三井グループが莫大な費用を掛けて作った「スキードーム・ザウス」。
客足が延びず結局閉鎖となったが、時が今ならば満員御礼で行列が出来るスキー場になったかも知れません



2007年2月7日水曜日

草津の名旅館「一井」

1_5 日本一の名湯「草津」
その象徴は温泉街の中心にある湯量豊富な湯畑でしょう。
草津温泉には旅館組合の決まりがあり、一時騒ぎになった長野方面の名湯とはひと味違って「湯の循環装置の設置禁止」・「沸かし直し禁止」など、源泉に手を加えることを禁止しています。



つまり、湧き出した「そのままの源泉を堪能してください」ということです。
唯一許されてるのは「加水」。
草津の湯は非常に高温なため、温度を冷ますための加水のみ許されています。



日本一の名湯は自然の恵みが前提ではある物の、本物の本物たる本質を大事にしていました。



久しぶりに泊まってビックリしたのは、昔からの老舗旅館が老舗ののれんに胡座をかかず、積極的に顧客満足度アップにチャレンジしていたことです。



バブル崩壊以降、昔はさしたる努力無くして湯畑の真ん前の老舗旅館ということだけで予約を断るほど人達が訪れたであろうこの老舗旅館。



宿泊料金もさることながら、フロントから仲居さんまでキッチリとした接客をこなし、料理もそれなりの食材ながら見せ方出し方にいろいろ工夫がなされていました。



これも大箱、大きな宿にしか出来ない数の原理かも知れないですが、おそらく外部のコンサルタントを頼み、何処が弱点で何処が長所か徹底的に研究した結果いまのスタイルになったのだろうと勝手に解釈しています。



自らが第三者の目で自分を評価するのは難しいことで、第三者の目で見てもらい、顧客の視線で何が良いかを考える。
我々不動産業界にもこれから必要なヒントが温泉旅館の中から見えてきます。



旅館業界はかなり厳しい生き残り競争の中でヒントをつかんで来たのでしょうが、不動産業界の本当の勝負はまだまだこれからかも知れませんね。



2007年2月6日火曜日

安倍政権は短命?

発足依頼下がり続ける支持率・・・



閣僚の失言etc・・・



目下一番注目を浴びている柳沢厚労省は、安倍首相の答弁中に大あくびをしていた。
朝日新聞夕刊の一面に大あくびの写真。
お年からして致し方ないかもしれないが、普通の感覚を持っている人間ならマスコミのカメラが入っている公衆の面前では大あくびはしないでしょう!
新聞を見た瞬間にちょっと呆れたのは多分私だけでは無いと思います。



気が緩んでいる!世の中なめている!としか私には感じられない。
これを許している安倍政権も気が緩み、世の中なめているとしか思えない!
どんなに素晴らしいキャリアを持って大臣になったかは知りませんが、この態度を見ると反省の欠片もなく、学識レベルではなく、知的レベルが余りにも低くちょっと国民を馬鹿にしていませんか?
しっかりした統率が取れない安倍政権は短命で終わって欲しい、と思うのは私だけではないかもしれませんが、取って代われる強いリーダーが存在しないのが、この現象を作った一番の原因でしょう。
残念なことです。



2007年2月5日月曜日

国税庁もネット競売

Webtaxtv 国税庁は今年6月にも税金滞納者から差し押さえた財産をインターネット上のオークションにて売却する事を始めるようです。(朝日新聞の記事より)
最初は動産から始め、その後は不動産にも範囲を広げていくようで、近く民間のオークションサイトを何処にするか決定するようです。



ついに国税庁もオークションに参入という時代になったのですが、実は国税庁はインターネット利用にかなり積極的です。



確定申告をWeb上で出来る「e-Tax」は既に稼働しているし、公売物件の情報も国税庁のウェブサイトで公開しています。



なんと言っても極めつけは、誰が見ても判りやすい動画を使った税金の説明でしょう。
その名も「Web-Tax-Tv」ジャンルで選べる税金ガイド、インターネット番組の放映です。
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官庁系も動画はフル活用の時代になってきました。
制作コストの問題で民間ではまだまだ完全普及とまでは行かないのですが、小難しい文面を読むよりは映像で身振り手振りの説明をして貰った方が理解しやすいのは誰でも同じでしょう。



これもWeb2.0ですね!







2007年2月4日日曜日

節分

Photo_30 今日は朝から親戚の法事、契約、物件調査、契約書作成etc結構忙しい一日となったのですが、地元の同業者が私の留守の間に寄ってくれたようです。



そう今日は節分。
当社の隣にある南蔵院では毎年この日に豆まきを実施しており、それに参加するために来ていたようです。
都内各地の神社仏閣では著名人を招いての豆まきが行われたことでしょう。



私もちょっと早めに家に帰り、「鬼は外、福は内、鬼は外」、年の数以上に豆をいただきました。



2007年2月3日土曜日

気候変動に関する政府間パネル

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第一作業部会が2月1日パリで開かれ、第4次の評価報告書が承認されたとの記事が今日の夕刊一面トップに掲載されていました。



第4次報告書では、100年後には環境に配慮した循環型社会を実現しても気温は1.8℃上昇し、化石燃料に依存して高い経済成長を実現すれば4℃上昇すると予測しています。
海面上昇で言うと18~59㎝となるそうです。



今年の日本の冬は驚くような暖かさでスキー場には雪が無く、雪祭りの開催さえ危ぶまれています。
また先日の会合で小池百合子氏がスイスに行ったときの話しをしていましたが、スキー大国スイスでもスキーが出来ないほどの暖冬雪不足に悩んでいるとのことです。



普段見られない深海魚が浅瀬に出てきたり、あちこちでおかしな現象が確認されているのですが結局は昔から自然環境を破壊し続けたことのツケが回ってきていると言うことです。



いまからでも1人1人が危機感を持って、温室効果ガスの排出を抑える努力が急務となっています。
地球が滅びないために、文明の進化ばかりに目をとらわれず、自然に優しい昔ながらの生活習慣をどうしたら実現できるか真剣に考える時代が来たようです。



高い経済成長が素晴らしいと思っていた時代が終わり、経済成長がマイナスになってでも我々人類が暮らす地球の破壊を食い止めるべく、世界レベルで考える時代となりました。



1人1人がまずは出来ることから・・・・





2007年2月2日金曜日

分譲マンション着工戸数過去最高を更新

Hi3800013 国土交通省が1月31日にまとめた建築着工統計調査によると、昨年着工された分譲マンション戸数が過去最高記録を更新したようです。(朝日新聞朝刊より)



着工戸数は過去最高を記録しても発売戸数は大幅に減ったようで、地価上昇や金利上昇を睨んで着工は急いだけれど地価上昇を見越して売り惜しみをした傾向が強く出たようです。



着工戸数ではなく、発売戸数で見たときに大量供給と言われるのは8万戸台。
昨年は前年比11.5%減の74,534戸。
大量供給でファミリータイプの賃貸市場に多大な影響を及ぼした分譲マンションも8年ぶりに8万戸を割り込みました。



しかし着工戸数は過去最高なので、価格上昇を見据えた売り惜しみはあっても市場に出ていないだけで、価格は別としてこれらは売るための在庫で今年は市場に出てきます。



まだまだ賃貸戦国時代は続きそうです。



2007年2月1日木曜日

不動産取引事前相談所



9b5034f07bfb46546a76057b59d5d853 (社)東京都宅地建物取引業協会練馬区支部では、練馬区役所が開設している区民相談所内の不動産取引事前相談に相談員を派遣しています。

不動産取引事前相談は写真のように小さな個室が用意され、相談内容が外部に漏れ無いよう配慮され、火曜日が練馬区役所、水曜日は石神井庁舎にて開催されています。
今日は水曜日なので石神井庁舎内の相談コーナーにて開催されており、私が今日の相談員を務めさせていただきました。
当協会が受け持つのは不動産取引の事前相談ですので、契約後のトラブルや法律に関する事になると法律の専門家の意見が必要になることもあり、トラブルに巻き込まれそうな、また巻き込まれているような案件を相談にきた場合には辯護士が担当している法律相談に行っていただくこともたまにあります。

相談時間はひとり概ね1時間となっており、勤務時間は1時から4時までの3時間ですので、忙しい時は3人びっしりと予約が入っている時もあります。

今日はその忙しい日に当たり、土地や借地の売買に関する相談が3件入っていました。
予約が全く無い日もたまにあり、そんな日は本を読んでいろいろな勉強をする時間が取れます。
会社内や自宅では電話が鳴ったりいろいろなことがあり、なかなか集中できないのですが、相談場内だと静かな個室ということもあり、じっくりと集中した時間がもてます。

人生を左右すると言っても過言ではない不動産取引。
不安なことは区で開催している無料の不動産取引事前相談所をどうぞ有効にご活用下さい。
詳しくは練馬区報の各種区民相談をご参照下さい。