2012年3月11日日曜日

Zero Emission Vehicle Nissan LEAF(日産リーフ)


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自分の車を修理に出し、この時とばかりに電気自動車(EV)日産リーフを借りて仕事に使ってみました。


完全な電気自動車なのでもちろんエンジンは無く、モーターのみで動く訳ですから非常に静か。
「走行中のタイヤの騒音ってこんなに大きかったんだ」、とあらためて知らされるほど、当たり前の話しだが静かです。


エアコンも充分に良く効くし、ヒーターもガソリンエンジン車よりも早く暖かい風が出てきます。


まず朝8時に日産レンタカー練馬駅前店でリース手続きをし、電気自動車ならではの使い方をレクチャーされ、リロケーション査定のご依頼があった井の頭まで車を走らせました。


ミゾレ交じりの悪天候の中、環七から井の頭通りへと車を進めて行きますが予想以上に力があります。
最も立ち上がりのトルクはガソリンエンジンよりモーターの方が強いので、発進時の力強さはEVならではのものがあります。


しかし、満充電だったバッテリーメーターが目視で解るほどはっきりと減っていきます。


残走行距離の表示も満充電で走り出す前は140km程だったのだが、10kmも走らないうちに残走行距離は80km程まで減ってしまいました。


エアコンを止めると残走行距離の表示は100kmを超えるので、空調関係はかなり電気を食うようです。


リロケーション査定終了後、雨の中を走りつつ、大泉学園 → 平和台と走っていくと、渋滞の所為もあるのですがみるみるバッテリーゲージが下って残り一目盛りとなり、残走行可能距離も20kmを切ってしまいました。




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 平和台から練馬の日産レンタカーまで帰るのが心配になるくらい減りが早いです。


通常モードではなく、力は落ちるのですがECOモードにすると走行可能距離は幾分伸びるようですが、残走行可能距離の表示を見ると10%~15%程はバッテリーの保ちが良くなるようです。 


トリップメーター0kmにして出発、夕方車を返すため日産レンタカーに着いた時のトリップメーターは47km。
バッテリーメーターは残り一目盛り。
残走行可能距離は14kmでした。


インジケーターに表示されている現時点でのバッテリー充電予想時間は200Vで約9時間、家庭用の100V電源だと満充電まで21時間となっています。


充電時間よりも走行距離がとてもネックになりそうで、都内であれば一日ぐらいは充分に走れるだろうと思っていましたが、これが夜間で雨、しかも夏場の暑い時期だったらと考えると、まだまだ一般への普及は難しいのかな?と言った印象です。


実は弊社でも業務用に電気自動車導入を考えていたのですが・・・・
一日50kmしか走れないとなると、まだ導入は厳しいかな?と言った印象でした。


でもとっても静かだし、力は充分にあるし、中もそこそこ広いし、外観はコンパクトで狭い道でも取り回しが楽だし、良いところも多々ありますが、充電時間を考えると自社で急速充電器を備えなければならず、結構導入の敷居は高いです。



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